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CASE STUDIES 導入事例

迷惑メールスコアリング DMARC分析 運用負荷軽減

株式会社シャトレーゼ

BIMI導入となりすまし対策強化のため、月間1000万通を超える規模のメール送信環境を整理。
DMARCポリシーを「quarantine」100%まで引き上げ、BIMIによるロゴ表示も実現

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取材日:2026年8月4日

導入前の課題

  • DMARCポリシーが「none」で、自社ドメインを装ったなりすましメールも確認されていた。
  • お客さま向けの販促メールを配信する部署から、BIMI導入の要望が上がっていた。
  • 月間1000万通を超える規模のメールを送信しており、DMARCレポートを読み解きながら多数の送信元を整理していくのは容易ではなかった。

導入後の効果

  • DMARCポリシーを「quarantine」100%まで引き上げ。DMARC NGとなったメールの件数も導入当初の3分の1以下に減少した。
  • ベアメールの「BIMIマネージドサービス」を活用し、BIMIによるロゴ表示を実現。正規メールであることがお客さまにも伝わりやすくなった。
  • 月1回のプレミアムサポートで具体的なアドバイスを受けながら、DMARCポリシーの引き上げをスムーズに進めることができた。

customer's voice

BIMI導入を目指し、DMARCポリシーの強化に着手。
自社ドメインを装ったなりすましメールへの対策も急務に

シャトレーゼさまの事業内容について教えてください。

柿谷氏

シャトレーゼは1954年に創業した菓子メーカーです。和菓子・洋菓子・アイスクリーム・パンなどの製造から販売までを手がけており、国内外で1,000店舗以上を展開しています。また、お菓子の製造・販売にとどまらず、ホテルやリゾート、ゴルフ場の運営など、幅広く事業を展開しています。

柿谷さまの担当領域を教えてください。

柿谷氏

情報システム部のITインフラ課に所属しており、主に社員が使用するパソコンやネットワーク、工場内のプリンターなどのIT環境の構築を担当しています。また、工場や関連事業所などの拠点でネットワーク障害やトラブルが発生した際には、現地での対応も行っています。

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情報システム部 ITインフラ課 柿谷氏

どのような用途のメールを、どれくらいの規模で送信されていますか。

柿谷氏

「chateraise.co.jp」ドメインから、月間1000万通を超える規模のメールを送信しています。そのうち半数以上は、お客さま向けの販促・案内メールです。

DMARC・BIMIへの対応を進めることになったきっかけを教えてください。

柿谷氏

きっかけは、お客さま向けの販促メールを配信している部署から「BIMIを導入したい」という要望が上がったことでした。当社ではITインフラ課がDNSを管理しているため、私が担当することになり、BIMIの導入に必要なDMARCへの対応もあわせて進めることになりました。

対応を始める前、メールセキュリティについてどのような課題がありましたか。

柿谷氏

「chateraise.co.jp」を装ったなりすましメールが、社内で確認されていました。当時、DMARCポリシーは「none」に設定されており、DMARC認証に失敗したメールを隔離・拒否する設定にはなっていませんでした。

実際に存在しないアドレスから、人事情報や給与関連のお知らせを装ってURLのクリックを促す巧妙な偽メールが社員宛に届いたこともあります。ほかにも当社ドメインを装った不審なメールが確認されており、こうしたなりすましメールへの対策として、DMARCポリシーを「none」から速やかに引き上げる必要がありました。

chateraise

DMARCのポリシー引き上げやBIMI導入に向けて、どのような対応を検討されましたか。

柿谷氏

月間1000万通を超える送信規模に加え、DMARCレポートは専門知識がなければ読み解くのが難しい内容でした。そのため、自分たちだけで解析していくのは現実的ではなく、DMARCレポートを分析できるサービスの導入を前提に考えていました。

ベアメール 迷惑メールスコアリングを知ったきっかけと、サービスを比較検討される際に確認されたポイントを教えてください。

柿谷氏

ベアメールは検索して見つけました。ベアメール以外にも複数のサービスが候補に挙がりましたが、そのうち1社は既存の取引先から提案されたサービスでした。各社と打ち合わせを行い、料金体系やサービス内容、機能面などをフラットな視点で比較検討しました。

最終的にベアメールを選ばれた決め手を教えてください。

柿谷氏

大きかったのはコスト面です。当社はメールの配信規模が大きいため、送信通数によって料金が変動するサービスでは、継続して利用した際の費用負担が大きくなるという懸念がありました。その点、ベアメールではメールの送信通数による料金変動がなく、コストを抑えやすいと感じました。

また、管理画面の分かりやすさも決め手の一つでした。比較したサービスのなかには、専門知識がある方向けと感じるものもありましたが、ベアメールは直感的に操作できる点が良かったですね。情報システム部として運用の継続性を重要視していたため、担当者が変わっても引き継ぎやすい点も評価しました。

customer's voice

プレミアムサポートの伴走で、DMARCポリシーを「quarantine」100%まで引き上げ。
BIMI導入も実現し、正規メールの判別を容易に

DMARCポリシーの引き上げは、どのように進めていきましたか。

柿谷氏

どの程度までポリシーを引き上げるか、次の引き上げまでどれくらいの期間を設けるかなどを、プレミアムサポートの担当者と相談しながら進めました。他社の事例も参考にしつつ、段階的にポリシーを引き上げ、最終的に「quarantine」100%へ移行しました。

ポリシーを引き上げるにあたり、社内ではどのような対応を行いましたか。

柿谷氏

ポリシーを引き上げる前に、情報システム部で把握できていない正規の送信元がないか確認しました。あわせて、社内の掲示板を通じてポリシー変更のタイミングを事前に周知し、「メールが迷惑メールに振り分けられた場合は、情報システム部に連絡してほしい」と案内しました。

何十件も問い合わせが来ることを想定していましたが、実際には1件のみでした。その問い合わせもスムーズに解決でき、大きな混乱なくポリシーを引き上げることができました。

chateraise

プレミアムサポートを利用して、特に役立った点を教えてください。

柿谷氏

月1回の打ち合わせで、進捗状況を確認しながら相談できた点が良かったですね。私自身、ほかの業務も抱えており、メールの対応だけにかかりきりになれるわけではありません。そのため、「この設定をしてください」「次はこれを確認してください」と具体的に指示してもらえたのは非常に助かりました。プレミアムサポートがなければ、対応はもっと長引いていたと思います。

ベアメールの機能面で、特に役立ったものはありますか。

柿谷氏

送信元ごとにタグを付けて管理できる機能が役立ちました。どの送信元がどの環境から送られているメールなのかを色分けして整理できたので、管理画面上で判別しやすくなりました。

取り組みを通じて、どのような成果が得られましたか。

柿谷氏

目標としていたDMARCポリシーの「quarantine」100%への引き上げを実現できました。導入当初と比較して、DMARC NGとなったメールの件数は3分の1以下に減少しています。

あわせて、ベアメールのBIMIマネージドサービスを追加契約し、BIMIによるロゴ表示も開始しました。メールにロゴが表示されたときは、1年がかりで取り組んできたプロジェクトがようやく一区切りついたことに、大きな達成感がありました。自社のメールが正規メールであることがお客さまに伝わりやすくなったことにも、大きな手応えを感じています。

chateraise

DMARC対応を検討している企業に向けて、ベアメールのおすすめポイントを教えてください。

柿谷氏

メールの送信通数に応じて料金が変動しない点や、管理画面が分かりやすい点は、おすすめできるポイントだと思います。

また、月1回のプレミアムサポートも良かったですね。ほかの業務もあるなかで、メールの対応だけに時間をかけることはできないので、月1回というペースで進捗を確認し、「次回までにこれをやろう」と対応事項を整理できたことで、良いリズムで進めることができました。

最後に、今後取り組んでいきたいことを教えてください。

柿谷氏

昨今では、製造や物流を担う企業で様々なセキュリティインシデントが発生しています。こうした状況のなかで、メールに限らず、パソコンやサーバーの脆弱性対策など、情報セキュリティ全般で取り組むべきことは多くあります。

今回のDMARCやBIMIへの対応も、そうしたセキュリティ対策の一つとして進めてきました。今後も、情報セキュリティ全般の強化に取り組んでいきたいと考えています。

chateraise

ありがとうございました。

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企業名
株式会社シャトレーゼ
代表
代表取締役社長 古屋 勇治
本社所在地
山梨県甲府市下曽根町3440-1
設立
1954年12月
事業内容
洋菓子・和菓子・アイスクリーム・パン・飲料等の製造及び販売、ワインの販売
URL
https://www.chateraise.co.jp/